『私季〜春〜』コンサート Report from 管理人

2003年3月26日(水) @東京都・東京オペラシティ・リサイタルホール

ようやく春の日差しが暖かく感じられる日となってきたこの日、前日の雨を打ち消すような晴天の中、タイトルにふさわしい演奏を届けてくれました。管理人も久しぶりのGOTSUの演奏を心待ちにしており、やはり今回も期待を裏切らないGOTSUの演奏を耳にすることができました。

場所は、東京都初台にある「東京オペラシティ」。美術館も併設するこのホールはとてもおしゃれできれいな場所です。

この日も遠方から、はたまた外国の大使の方々も含め大勢の皆様に来て頂けました。

まずは、本番前のリハーサル風景の一こまを。。。

!
! (今日もMCが長いのかしら・・・)と今回共演の西脇さん。(本人がおっしゃっていた訳じゃないです!あくまで想像(^^ゞ)
! おなじみのシーンです。立ち位置のチェックでしょうか。

それでは、前半のプログラムをご紹介します。

  1. チャルダッシュ
  2. Sleet from Snow
  3. 春心(はるごころ)
  4. Haltz

最初の2曲は、もうおなじみの楽曲ですので、説明は不要でしょう。3曲目の「Sleet from Snow」。先月の盛岡で初お披露目された冬から春への誘いをテーマにした楽曲です。

楽曲自体も、前半はゆったりと、静かな雰囲気のメロディで、"雪"という感じがとても良く出ていました。(表現が乏しくて伝わりにくいですね。。。)一方後半はテンポ良く明るい雰囲気のメロディで、霙が降りてくる感じや、さらにその先にある暖かい春を待ちきれないという雰囲気も感じられました。

と、音楽評論家のような説明はここでおしまい。実は、この曲にはもう一つ伝えたいメッセージがあったのです。GOTSU.NETをごらん頂いている方はもうお気付きでしょう。曲の雰囲気も、「あぁ、なるほど」と思わせられました。

この回答は、GOTSU.NETを隅々までごらん頂いて、是非想像してみてください。

4曲目の「春心」。こちらは、先月盛岡で行なわれたコンサートでも「冬心」としてお届けした、季節にちなんだ曲をGOTSUの独創的なアレンジのメドレー形式でお届けする「心シリーズ」です。

今回のメドレーは、「ショパンのノクターン〜早春賦〜朧月夜〜さくらさくら〜春が来た〜春よ来い」でした。それぞれGOTSUならではのアレンジが出ており、聴き応えのある楽曲でした。

この「心シリーズ」、次回からはご来場頂いた方からリクエストを頂き、それをGOTSUがセレクトしてメドレー形式にするということです。次回は、「夏」どういう楽曲が選ばれるのかは、乞うご期待!是非次回お越し頂いて、GOTSUの夏メドレーを堪能してください。

前半最後の楽曲、「Haltz」。これは、春を感じさせるワルツ風の新曲です。HARU+Waltzで、"Haltz(HARUTU)"。GOTSUらしいネーミングです。

ワルツのテンポで、春の暖かい日差しと芝生の上で寝転がっている自分を想像してしまいました。(実際寝ていたわけではありません。)

後半のご紹介の前に、前半の一こまを。

! GSPコンサートのユニフォームとなったスタイル。とうとう本人が、「昔懐かしの光GENJI」と認めてしまったような・・・
! 今回のMCは、このスタイルで。MC用の原稿も準備万端ぬかりなく。リハーサルまで行なったその成果は?

当日後半のプログラムです。

  1. 枯葉
    『私季』
  2. 春〜麗らかな日々〜
  3. 夏〜うだるような・・・〜
  4. 秋〜枯葉舞う頃〜
  5. 冬〜凍てつく大地〜

もう、GSPといえばこの楽曲。ジャズの名曲「枯葉」無伴奏ソロ。そして、なんといっても『私季』! みなさんはこの私季の中でどの季節のGOTSUがお好きですか?どの季節もそれぞれぴったりの雰囲気で、甲乙つけがたいと思いますが。意外とこういう選曲は、誕生日と関係があったりするのかも。夏に生まれた方は、夏が、秋には秋と...かく言う管理人は、春が一番好きです。実は、管理人春生まれ。ということで勝手に想像してみました。GOTSU本人も春が好きなようでした。

後半の衣装は、前半とはうってかわって、今回共演の西脇さんとも雰囲気をそろえて、春らしい色合いのさわやかな出で立ちでした。(写真ではわかりにくいかもしれませんが、パステルカラーの斜めストライプです。)

後半にはいると、管理人はレポーターとしての職務を忘れはじめてしまい、無心で聞き入ってしまうことが多々ありました。とにかくこの『私季』、人の心を引きつけるものがあるのだと思います。まだ聞いたことがないかたは、是非コンサートに足を運んで頂き、さらにアルバムを手に入れて、聴いてみてください。管理人が嘘を言っていないことがわかるはずです!

そして、プログラムの演奏を終えても、なりやまない拍手に、二人が再登場。今回のアンコール曲は、

  • 「ゆるやかなワルツ」
    (メリカント作曲・後藤勇一郎編曲)

こちらも、春最後を飾るにふさわしいメロディで、興奮した心を癒すような旋律でした。

アンコールを終えて、今回の”春”はおしまい。来年のまた新しいGOTSUの春に期待したいと思います。

! 無伴奏ソロ。ピンスポットに生える、”春”のGOTSU...
! 装いも新たにふんだんにGOTSU Worldに浸ることができました。

そして最後に恒例の終演後のサイン会。この日は本当に沢山の方々にご来場頂きありがとうございました。また、次回の”夏”も今回同様オペラシティで開催されます。皆様のご来場をGOTSU共々心待ちにしています!

! 終演後のサイン会。

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